3/12(火)佐倉市食生活改善推進員合同研修会

「家庭でできる非常時の食事」
~もしもの時こそ あたたかい食事を~

本日の受講者は、佐倉市の食生活改善推進員(市民ボランティア約100名)の方々で、平成27年内閣府主催子どもと家族・若者応援団表彰「内閣府特命担当大臣表彰」を受賞されていらっしゃいます。今回、その「食のスペシャリスト」が「災害時、自分達を取巻く環境はどうなるのか?」をしっかりと考えイメージし、「食の重要性」そのための備え「家庭内備蓄の促進」「食事の工夫」を地域で伝える人になることを目的とした研修会です。座学、実演、ワークショップを実施.。展示物は「非常食、備蓄食について」。受講者には「非常用炊出袋」のお土産つきでした。
今回の実演は調理の工夫「パッククッキング」。大災害時は、「ライフラインがとまる、買い物ができない、排水もできない(佐倉市は地域によって液状化の危険あり:佐倉市ハザードマップより)」、これらを前提に、「非常用炊出袋」を使って、ご飯、パスタ、おかず、汁物、甘味など一つの鍋で数種類の料理が一度にできる調理法を実演、受講者にも体験していただきました。非常用炊出袋は「初めて見た!」という声が多く、「自分で試してみる」「知人、家族、地域に広めたい」という感想もいただきました。後半のワークショップは「パッククッキングを使った献立作成」。日頃から食育を得意とされる方々。みんなで楽しく取り組んでいただきました。「なんだかイツモの献立より美味しい食事ができそう!」そんな声も聞かれました。「災害時こそ、温かい食事を食べる工夫」そのための備え(知識、物、工夫)を、地域へ伝え広げていきましょう。応援しております。
今回の目的は、受講者が地域のメッセンジャーになること。(日頃の活動のスキルの中に、災害時の視点を入れ込むこと。)パッククッキング(非常用炊出袋)にたいへん興味を持っていただきました。気づく人から、伝える人に育ってほしい。

日時:2019年3月12日(火)13:30~15:00
場所:佐倉市健康管理センター
参加:食生活改善推進員77人(うち男性5人)
講師:平山 優子 防災士(栄養士)
スタッフ数:3名(敬称略) 高崎、野口、岡田
内容:座学、実演、ワーク