11/16(土) 栄町地区連絡協議会防災講演(千葉県印旛郡栄町)
川崎隆克防災士からの報告
栄町における避難・避難所開設訓練の現況と正しい進め方について
表題の件、「栄町地区連絡協議会」より講演要請を受け下記の通り実施しました。
栄町地区連とは栄町自治会、23会長の連絡会です。栄町には未だ避難所運営委員会の設置自治会は無く避難訓練は行うが混乱に終始しています。
地元で講演を行うたびに「避難者の尊厳」を守るため町・自治会は何をすべきかを説いてきました。先日亡くなられた、難民高等弁務官の緒方貞子さん「小さな巨人」150㎝の身体で難民のために労力を惜しまず尽くしました。92歳で永眠いたしましが。「日本の避難所は難民キャンプより劣悪」と兵庫県南部地震の当時の避難所を訪問して嘆いていました。
関東大震災から約100年間、現在まで殆ど変わっていません。(ブルーシートを敷いて毛布1枚)、避難所運営について国際基準(スフィア基準)ありますが、それに照らしても到底及びません。劣悪です、「熊本地震の避難所で200数十名が関連死(エコノミー症候群、感染症)、直接死50名」、今回の講演で参加の自治会長に是非、避難所運営委員会の早々設置を訴え全自治会が設置に呼応して頂く事を切に希望するところです。
日時 : 令和元年11月16日(土) 15:30~17:30
会場 : ふれあいプラザさかえ3階
参加者 : 栄町全自治会会長、栄町消防本部防災班、一般町民 約40名
講師:川崎隆克防災士
内容:防災講演