11/7(火) 株式会社明電舎災害時応急救護訓練

平成29年11月7日(火)、東京都品川区、株式会社明電舎本社において災害時応急救護訓練が行われ、BCNおよび千葉県北部支部が支援しました。明電舎は昨年(2016年)に続き2回目の訓練支援ですが、防災訓練とは別に行う訓練で防減災の取り組みが進んでいる会社です。
今回は「身近なものを使った応急手当」と「身近なものを使った防災活用」を約1時間ずつのローテーションで約30名の方が参加しました。応急手当では直接圧迫止血法、ラップ療法、骨折固定、異物除去、リュック搬送法などが行われ、特に異物除去訓練ベストを使った訓練では、異物に見立てたスポンジが勢いよく飛び出すと歓声が上がるなど盛り上がりを見せていました。防災活用では新聞スリッパ、A4用紙の紙コップ、レジ袋の活用法、ゴミ袋でポンチョづくり、徒手搬送、毛布搬送などを様々な活用法を行いましたが、しっかりとメモを取っている方や、毛布搬送では1人の負傷者を6人で搬送してもすぐに疲れてしまうことを体感したり、大変熱心に真摯に取り組んでいました。
東京では地震時など会社での待機が予想される中で、どのように負傷者を手当てするのか、普段あるものでどのような活用法があるのかを学び、いろいろな気づきを得ていただけたのではないかと思います。こうした会社が増え、BCPと相まって実践的な取組が増えていくことを願った訓練でした。

日時:平成29年11月7日(火)
場所:株式会社明電舎本社
参加:約30名
講師:谷防災士、青木信夫防災士
スタッフ:6名
内容:身近なものを使った応急手当、防災活用

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