2/9(日) 佐倉市ユーカリが丘防災フェスタ2020(千葉県佐倉市)
防災フェスタは、ユーカリが丘タウンネットワーク主催で毎年行われており、昨年度は首都圏支部連絡協議会が受託し実施いたしましたが、今年度は千葉県北部支部が受託し実施いたしました。
昨年実施した内容が、講演会と体験をメーンとした内容で、参加者からは見て触れての体験が高評価を受け、次回は体験型を主軸としたフェスタにしたい旨連絡があり、受諾しました。
内容については、年度代わりから細かい部分の打合せを実施。
体験型として
① 水を流さないトイレ・感震ブレーカー説明・停電対策としての照明は
② ブルーシート三角テントの展示・身近な物での応急手当・強風からの窓ガラス等の守り方
③ 自主避難時の非常持出品と重量(重さ)体験
講座として
在宅避難」とは、の内容となりました。
当日は、体験型を3カ所に分けて実施、参加者も3班に分けて実施することになっていましたが、参加者から必要な体験や深く学びたいとの声があり、開始時間前にも関わらず体験コーナーをオープンしました。昨年千葉県をおそった自然災害を経験した参加者にとっては切実な問題であった内容について、細かい対応や質問を発していました。実害のなっかた当地区住民も、強風対策・停電時の対応等に興味を持っていました。
講演は「在宅避難」を取り上げて実施しましたが、今までは避難所への避難方法や地震に関する内容が多かったため、参加者は「在宅避難もありか」ともとれる発言が聞かれました。
当地区は、高層マンションが5棟もある関係で、水を流さないトイレにも大変興味を持っており、講師の準備したトイレの吸水材を使用した実験にも積極的に参加し、終了後もスタッフに質問を浴びせていました。
昨年の千葉県自然災害襲来を受けてのフェスタとなりましたが、打合せの時から、細部の実施内容を変更する等の努力が実った結果に満足しています。
画一的な講演会を実施することより、事象に合わせた講座・実技指導・体験型の展示等にする時期が来ていると実感しました。
アンケート結果も満足のいく内容であり、今後の指針となるフェスタとなりました。
日時:令和2年2月9日(日) 10時~12時
場所:佐倉市志津コミュニティセンター
参加:約150名(地域住民他)
講師:平山優子北部支部副支部長
スタッフ名:小椋防災士・髙﨑防災士
内容:
講演「在宅避難の備えと対応」:平山
体験コーナー
➀「家庭備蓄品・非常持出品とその重量」:平山
②「身近な物での応急処置・強風対策・簡易テント展示」:小椋
➂「水を流さないトイレ・感震ブレーカー・停電時の照明」:髙﨑