3月22日(水) 令和4年度千町こもれびグループホーム防災訓練(いすみ市)

令和4年度千町こもれびグループホーム防災訓練実施結果概要

日  時:令和5年3月22日(水)13:30~15:00
場  所:いすみ市松丸2756-3
訓練目標:防災の再認識と備えることの大切さを知る.
見て聞いて体験して判断する.そして動く!!「活動する」!!
参加人数:4名

3月22日(水)千町こもれびグループホームにおいて防災訓練が開催しました。

本訓練は12年前に発生したの東日本大震災千葉県内の地震災害映像を映写して災害発生時の危機意識を高め、大地震の発生を想定した ア、シェイクアウト訓練(命を守る3つの行動)イ、初期消火訓練 ウ、怪我人への応急救護訓練 エ、避難訓練 オ、通報訓練を防火管理者の統括のもと非常時における行動を安全を最優先して総合的に展開した。

個別訓練では、常時における119番通報訓練要領、三角巾を活用した創傷止血固定処置要領と心肺蘇生訓練を実施して防災技術のレベルアップを図った。
なお、昭和35年から令和までのいすみ地域における自然災害(遠隔地津波、豪雨による土砂災害と水害、房総東方沖地震、竜巻災害、落雷災害)のスライドを見て、地域の災害危険を把握し、ハザードマップの再確認をして備えることを話し合った。
訓練全般の技術指導は、防災士と千葉県災害対策コーディネーターの資格を有する渡邉防災士に担当した。(所属:千葉県防災士連絡会 災害対策コーディネーター茂原)

今回の防災訓練は、小規模な事業所であるものの実施内容を定型的なものではなく、一歩前進したものとしたいとの防火管理者の要望があった。
その中においてフェーズフリー(身の回りにある物を日常はもちろん、災害時にも役立てると言う考え方)について、防火管理者から提案され参加者全員で協議して災害への備えの意識高揚を図った。

災害大国ニッポンです。災害に備えても備えきれません。それでも備える努力をする。それが、災害列島に生きることだと思う。

最後に、今回の訓練P(計画)D(実行)C(点検・評価)A(改善)サイクルについて検討し、次回への反省材料にした。