12/25(日) 消火器屋外設置活動(山武市)
自主防災活動を始めて10年がたちましたが、住民の意識はまだまだというところです。
目に見えることをやってみようと3年計画で始めた屋外消火器設置活動が今年で完了しました。
屋設置した消火器は、公園・緑道(行政管理区域)に20個所、個人宅に4個所の合計24個所です。
以下活動経過です。
消化能力という観点から、消火器は業務用10型粉末ABCを選定。
屋外ということで消火器を丸裸とはいかず、入れ物の箱もそれなりのものを選定。
この時点で、重量を考慮して柵などに固定する方法は断念し、地面に固定する方法としました。
事前調査として、地元の消防と山武市に相談に行きましたが
前例がないということでいろいろと調査などしていただき無事許可をいただきました。
事故等がないように自主防災組織がしっかり維持・管理してください、というのが条件です。
また事前に自治会の皆さんに知ってもらおうと、2021年10月の自治会定例会で
活動の説明をして賛同をいただきました。合わせて住民の皆さんにも回覧版で周知しました。
消火器1台を設置するのに必要な資機材です。
たまたま仲間のひとりが屋外に商品を設置する仕事をしていたので全ておまかせでとてもラッキーでした。
穴を掘って、ブロックを埋め、消火器を取り付けるポールをセメントで固定します。
水準器が出てきたのにはビックリでした。
消火器を入れる箱に固定用機材(ホームセンターで調達した市販品)を取り付けポールにしっかりと固定します。
これで1台完成です。
1台目は試行錯誤でかなり苦労しましたが、何台かやるうちに要領がつかめ、役割分担も自然とできてきました。
消火器5女性陣には箱の中に貼るポスター作りをお願いしました。
2枚のポスターが印刷してあるA4用紙に設置番号を記入し、ラミネート加工して、押切で2枚に切り分けます。
こういう作業は女性に向いていますね。すぐに流れ作業ができました。
夏を迎えると雑草がすごいです。
取り付けた箱を取り外して、防草シートを貼りました。
3年目(2023年12月)は個人宅に設置させていただきました。
個人宅の地中に埋め込む方式は何かと問題が出てくることが予想されます。
コンクリート台座という商品があることがわかり、その方式としました。
写真左はごはんや(食堂)さん、右は一般の家庭の玄関です。
右のご主人には、どうしてもということでコーヒーをごちそうになりました。
初期消火という目的のため、できるだけ人目に付きやすくすぐに取り出せるという場所に設置しました。
当団地は通り抜け車両が結構ありますが、いまのところいたずらや盗難はありません。
地域の消防にもご協力をお願いして、設置した消火器を活用した消火訓練を計画したいと考えています。
山武市日向台自主防災防犯会 松浦