5/14(日)スキルアップ研修
平成29年5月14日(日)、船橋市中央公民館において千葉県北部支部とBCNによるスキルアップ研修が行われ、11名が参加しました。今回のスキルアップは来る5月27,28(土日)に行われる睦沢町「テントに泊まろう」で行う体験学習の予行内容で、対象が小学4年生ということもあり、これまでの防災学習とは少し異なり、楽しくためになるサバイバル体験内容です。
火の起こし方では、虫眼鏡、ルーペ、マッチ、集光器、ファイヤースターター、スチールたわしと電池、ガム銀紙と電池、まい切り式火起こし器などを使った火種づくりの演習、また、着火剤の代わりになるポテトチップの紹介、カラーコーンとアルミホイルによる温め方法などが紹介されました。
夕食予定の飯ごう炊飯では、得意とするメンバーからおいしい飯ごう炊飯の方法について紹介があり、夕食後に予定している身近な物による遊びでは、紙で作る簡易ブーメランやペットボトルで作るフライングボトルが紹介され実演がありました。
朝食予定となるハイゼックス(災害救助用炊飯袋)の炊飯方法も紹介され、小学4年生の場合、どの程度の米の量なのか意見が出されました。
防災士の一番の出番である防災体験学習では起震車とロープワーク、火災旋風実験、レジ袋の活用法、レジ袋消火、ファイヤースターターによる着火が予定されていますが、それぞれについて説明があり、特にロープワークでは結び方そのものより、5,6m先の台車に乗った人を助けるために「もやい結び」を結びそれを脱いで投げ縄にして救助するといった実践に近い訓練の予行がありました。
昨年に続き、睦沢町「テントに泊まろう」は2回目になりますが、楽しみながら体験できる工夫を凝らした内容は、防災のスキルアップとしても大変勉強になりました。
日時:平成29年5月14日(日) 13:00-15:00
場所:船橋市中央公民館
内容:スキルアップ研修
参加:11名